今回新しいカタログに掲載したイタリア製リチウムイオンバッテリー”ALIANT X4” をFLTR103ciに取付けました。リチウムイオンバッテリーは何社か種類がありますが、このバッテリーは最近4輪の世界でも普及しつつあります。
ツアラーモデルの純正バッテリーが約9.6kgなのに対し、ALIANT X4はわずか1.4kg(XL用に設定したX3は約1.1kg)。 純正バッテリーをつかんで取り出そうとすると血管が浮き出て、つかんだ手の爪が折れてしまいそうな程の重量です。
本体寸法も小さく、写真の通りスッポリとスペースが空きます。ちょっと分かり辛いですが、同じバッテリーがもう一つ入るくらいでしょうか。何か別の物を入れておきたくなりますね。ETCのユニットなんかが良いかもしれません。
ツアラー系の車両はETCをサイドバッグの中に入れている場合がほとんどですが、配線を挟み込んでしまっているのがずっと気持ち悪かったのが本音です。中にはバッグに穴を開けたり、削ったりしている方もいるのではないでしょうか?
初回もしくは久しぶりにエンジンをスタートさせる時にはリチウムイオンバッテリー特有の目覚まし儀式が必要ですが、スターターの回り方や長寿命(5~7年以上)、軽量コンパクトさを考えるとその程度の面倒はどうでも良くなります。
他にもいろいろとウンチクがあり、性能も価格も一流のバッテリーですが実際にこれと付き合ってみると満足する方は多いのではないでしょうか。
BigTwin用 ”X4” ¥36855(税込み)
XL、Buell用 ”X3” ¥29190(税込み)
汎用バッテリーなので取り回しにコツが必要な車種もありますが、連絡してもらえるとアドバイスできます。
ちなみにこれを販売してもMSはぜんぜんもーかりません…
motr