トランスファーのデータをアップデートしました。
CVOモデルに装着されているカムシャフトの特性で排気脈動が激しく、データ取りに時間が掛かりましたが、今回のアップデートでは始動直後の暖機状態から街乗り、全開領域までもう一度見直されています。2014年式から燃料の制御方法が変更されたので、今回のアップデートに関しては2011-2013のコンバーチブル&ブレイクアウトに限定されます。
標準の6mmサイレンサーからデータを見直しましたが、燃料の入り方からすると6mmでは若干役不足な感じですが、それでもノーマルと比較すると別物です。
インナーは12mmまで大きくしてデータを確認しました。少し音量が増えますが、1800ccのこのエンジンには8mm以上のインナーが標準として妥当かもしれません。
どのモデルにも共通して言えますが、遮蔽板有り12mmインナーのブラスマフラーはストレート排気と同等のパワーを発生させ、なおかつストレート構造以上の低速トルクを得られるので、ハーレー用マフラーの中では最強の部類に入ると確信しています。
今回も車両協力してくださった方には大感謝です。ありがとうございました。
引き続き、2014年ツーリングモデルに取り掛かります。
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