先日の2013年式ロードキングCVOのオーナーから、音質をもっと低音にして欲しいとの要望で車両をお預かりしました。
この車両は2in2独立パイプ+FATーMAN インナーフルオープン仕様なのですが、2009年式以降のエキゾーストパイプのスタイルで2in2独立パイプにすると、どうしても”バリバリ”とか”バラバラ”といった高音域が目立ってくる傾向なのは以前から説明していますが、ストレート排気構造にするとその傾向はより強調されてしまいます。
今回は音量をキープしつつ高音域をできる限り少なくする対策として、取り外した遮蔽板の再取り付けとインナーサイレンサーの穴径を16mm(限界です)まで拡大、ついでにECMセッティングデータの見直しも行いました。 おかげで良いデータが取れました。
音量よりも、角の無い重圧感のある音質を求める方々には2-1-2の集合タイプエキゾーストパイプをお勧めします。
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