今回新しいカタログに掲載したイタリア製リチウムイオンバッテリー”ALIANT X4” をFLTR103ciに取付けました。リチウムイオンバッテリーは何社か種類がありますが、このバッテリーは最近4輪の世界でも普及しつつあります。
ツアラーモデルの純正バッテリーが約9.6kgなのに対し、ALIANT X4はわずか1.4kg(XL用に設定したX3は約1.1kg)。 純正バッテリーをつかんで取り出そうとすると血管が浮き出て、つかんだ手の爪が折れてしまいそうな程の重量です。
本体寸法も小さく、写真の通りスッポリとスペースが空きます。ちょっと分かり辛いですが、同じバッテリーがもう一つ入るくらいでしょうか。何か別の物を入れておきたくなりますね。ETCのユニットなんかが良いかもしれません。
ツアラー系の車両はETCをサイドバッグの中に入れている場合がほとんどですが、配線を挟み込んでしまっているのがずっと気持ち悪かったのが本音です。中にはバッグに穴を開けたり、削ったりしている方もいるのではないでしょうか?
初回もしくは久しぶりにエンジンをスタートさせる時にはリチウムイオンバッテリー特有の目覚まし儀式が必要ですが、スターターの回り方や長寿命(5~7年以上)、軽量コンパクトさを考えるとその程度の面倒はどうでも良くなります。
他にもいろいろとウンチクがあり、性能も価格も一流のバッテリーですが実際にこれと付き合ってみると満足する方は多いのではないでしょうか。
BigTwin用 ”X4” ¥36855(税込み)
XL、Buell用 ”X3” ¥29190(税込み)
汎用バッテリーなので取り回しにコツが必要な車種もありますが、連絡してもらえるとアドバイスできます。
ちなみにこれを販売してもMSはぜんぜんもーかりません…
motr
従来からあるサンダーマックス Big Twin 01-, XLモデル用がモデルチェンジしました。
形状は2011ソフテイル用と同じになり、少しスリムになってオートチューンユニットと一体になりました。使用するソフトも全てのサンダーマックスが共通になって、チューナーにとっては便利になりました。
今までは車種によって2種類の形状を使い分けていましたが、これからは全て共通にすることができそうです。メーカーでは一応分けてラインナップしてありますがスペース的に辛いFXD系、10~XL系、FXCWでも通信用のUSBケーブルをつなげておけばリンクさせるのに問題はありません。
そんな良いことばかりだと思っていましたが、やはりそんなに甘くはありませんでした。
TC96Bソフテイルに取り付けて今まで使ってきたデータをそのまま入れると、黒煙モクモク&チェックランプ点灯で使いものになりません (T_T;)
全体の点火マップと目標空燃比マップは今までのデータがなんとか使えるので、走り込んで自動補正させるしかありません。
XLモデルにも問題があり、そのまま取り付けしてもシステムリレーが正しく作動せず、チェックランプが点灯&エンストの繰り返しです。これはMSに送られてきたものだけなのでしょうか・・・ 今回入荷分はECMカプラーのピンを入れ替えして対処しました。初期ロットが全部同じなら、お手上げのショップさんも続出ではないでしょうか。 次回入荷分は改良されていることを期待しています。
社長、週末のツーリングでしっかりと教育してやって下さい。
motor
新年度が月曜日という絶好のスタートでしたね。
MSは日曜が休業なので土曜日はマフラー取付けやECMチューニングの依頼でバタバタする事が多いのですが、この土曜日もサンダーマックス取付け、マフラー交換、トランスファーチューニング、エアクリ交換など 盛りだくさんでした。それに最近はXL系モデルが多いですね。
納車して間もない13’XL1200Xで来店してくれたご夫婦は76スラッシュ取付け、エアブースターブラック&ブリ-ザーキットブラック、トランスファーチューニングの3種の神器をオーダーしてくれました。ハンドル交換も視野に入れているようです。それ以外はもう改造する必要はないですね。
XL1200Vも女性オーナーで、ステルス67ブラック、トランスファーのオーダーを頂きました。
どちらのバイクもミッドポジションに変更されていました。特に1200Xのポジションは違和感があり、よほどこのポジションが好きな人でない限りこの変更は自然な成り行きでしょう。女性ならではの率直な意見が感じられます。
XLモデルのMSのトランスファーでしか味わえない3拍子サウンド楽しんでください。
ありがとうございました。
motor