性能度外視ほぼ直管で犯罪的な爆音にも関わらず人気のV&Hショートショットスタッガードですが、前回のXL系モデルに続いて”TC96系ビッグツイン”でトランスファデータを見直していきます。もちろん今のデータでも不具合はないのですが、時間を掛ければもっと煮詰める余地は残っています。大嫌いなマフラーですが、要望も多いので慎重に進めていきます。音が良くて性能も良ければ文句無しにカッコ良いマフラーなんですが… 今回もオプションのバッフル付きと標準仕様の2パターンでデータを構築していきます。ビッグラディウス2in2も同じような構造&寸法なのでデータの共有が可能だと思われます。
作業開始後、仮り付けの状態でいきなりワイドバンドAFRセンサーリア側が車体に当たってしまいました。車両はFXSTCですがマフラー側、車体側のどちらの個体差かは分かりません。今回は純正のO2センサーとワイドバンドAFRセンサーの両方を使って、最終的にO2フィードバック制御の状態変化を確認します。なのでボスを追加するついでに加工してセンサーの接触を避けました。
データ作りの方向性は今までと変わらず、”パワー&トルクを最大限に引き出す、余計な燃料は使わない” を一貫しています。
これからコンピューターチューニングを検討している方にはもちろんですが、すでにチューニング済みの方にもデータ更新用としてお勧めできると思います。
経過はまた報告します。
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