2014年式ツーリングモデル103cid空冷モデルのトランスファECMデータ作成がようやく一区切りしました。まずはスリップオンマフラー用データの完成です。 今回もセルボタンを押した瞬間からレッドゾーンまで全ての領域で点火タイミング&空燃比や運転マネージメントの設定を変更しています。
確認のためにノーマルデータでマフラーのみFAT-MAN12mmに交換してデータを取りました。全体的に薄い設定ですが特に狂いも無く、ノーマルの設定空燃比にほぼ全域でおさまっていました。ノーマルデータでも非常に乗りやすく優秀でしたが、それをさらに底上げすることが我々の仕事です。
マフラーの内部構造を何種類か準備してそれぞれデータ取りしました。エアクリーナーは一見ノーマルですが、中身は空っぽのスペシャル。
ブラスマフラーはもちろんですが、アフターマーケットではメジャーなラインハートやV&Hのラインナップにも対応可能です。ただ、ノーマルのエキゾーストパイプではどんな構造のマフラーにしても性能に大差は出ませんし爆音にもなりません。
さらにパワーアップさせるには、やはりエキゾーストパイプの交換が必要なことを再認識しました。
ナップスさんへの出張にもこの新しいデータをもって行けそうです。
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