ミルウオーキーエイト カムシャフト交換TOPIC 2018/07/06

2017 114ci CVOモデルのカムシャフトを交換しました。構造はすごくシンプルですね。

スクリーミンイーグルの中低速型カムを選択したのですが、何かの手違いで高回転型のカムが届いてしい、気付かずそのまま組んでしまいました。

セッティング作業中にその特性に気付くというミスでしたが、仕上がって乗ってみると以外に乗りやすいのは、もともと大排気量&高効率なエンジンで、充分過ぎるほどのトルクがあったからですね。有り余る低速トルクを捨て、中高速の伸びしろに振ったカムですが、それでも低速トルクカーブを比較してみると、吸排気を交換したミルウオーキーエイト107ciと同等か少し上です。ME107ciモデルでもTC103ci世代と比べるとさらにトルクフルですからね。

グラフは一番パワーが出ているのが今回のカム交換&ECMセッティング後で、真ん中がME114スリップオンマフラーのみ、一番下がME107ciスリップオンマフラーのみの状態です。冬場だと全域でさらに3~4馬力はパワフルでしょうね。

オーナーの感想では、”低速での過敏なレスポンスが程良いものになり、アクセルワークが楽になった。少し回転を上げると今まで無かった鋭さが良いね” との事です。

好みが分かれるとは思いますが、さらに低速トルクが増えていた場合の印象も気になります。次は排気量アップですね。

 

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