緑のグラフはスリップオンマフラー+カム交換+ECM、赤がスリップオンマフラー+ECM、青がスリップオンマフラーのみでECM調整無し。
今回のカムはS&S465G 中低速トルク重視のカムですが、トルクが犠牲になる領域が全く無く、極低回転からレッドゾーンまで全域でパワーアップを果たしました。最大出力重視のカムだと、どうしても3250rpm辺りまでの出力が落ちてしまう傾向です。街中や高速道路ですら一番使う領域を犠牲にすることになるので、このタイプを選ぶのが大部分のオーナーさんに当てはまるはずです。
今回はギアカムだったので価格がチェーン駆動と比べて2倍近いですが、プッシュロッドを高価なアジャスタブル式に交換せずにそのまま生かしたので、トータルの費用はむしろ安く抑えられています。
実際のところ、アジャスタブルプッシュロッドのメリットは、ロッカーアームを外さずにカム交換できる時間短縮以外には見当たりません。
気になる排気音もカム交換後は別格になります。
今回かかった費用は
ダイレクトリンク新規 ¥68000
ダイノセッティング ¥60000
エキパイセンサーボス加工 ¥ 8000
部品代(カム、ガスケット一式)¥45870
工賃 ¥50000
小計 ¥231870
税込合計 ¥250420
次回から同じ仕様で依頼があれば、ダイノセッティングとエキパイ加工が必要無くなるので
¥176980(税込み)で可能です。
すでにECMチューニングされている方は、さらに価格を抑えられますので一度ご相談ください。
次はスクリーミンイーグルのトルク型カムと比較しようと考えています。
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